バイマに限らず個人でビジネスをしている人が、売り上げを伸ばすために欠かせないのが外注化。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングのサイトでは、ライターのお仕事や、システム系のお仕事、商品登録ななどの入力業務など多岐にわたある募集がされています。
BUYMAのお仕事で外注化するとき、どんなことに気をつけたらよいでしょうか?
単発でお願いする作業ではなく継続的に依頼したい場合は、やはり採用の基準を明確に持っておいた方がスムーズな外注化ができます。
クラウドワークスなどWEB上で顔も知らない人へ作業をお願いする上での注意すべきポイントなどをまとめましたので、これから実際に外注化をスタートする人の参考になれば嬉しいです。
契約・採用前にするべきこと
募集の条件を明確化する
誰でもOK!手伝ってくれればありがたい!という漠然とした募集条件だと、マッチした人に出会えるまで時間がかかってしまいます。
私の場合はいろいろと採用した経験を経て、主婦の人をターゲットに今は採用しています。お子さんの年齢によって生活状況も様々なので事前にヒアリングもします。
人物像
副業の会社員・学生・主婦・フリーター、様々な条件の人が応募してきます。
どんな人に作業をお願いしたいかある程度、イメージして決めておくと良いです。
時間があると言って応募してきても、実際に作業時間があまり取れず、思ったような作業量をしてくれない人がこれまでも多数いました。
どんな生活リズムの人なのか、イレギュラーな出来事によって納期が遅れたりする可能性の低い人を見極めるために、採用前に確認しておくと採用後のトラブルのリスクが減ります。
私の場合は様々な環境の人を採用した経験を経て、今は主婦の人をターゲットに募集、採用しています。
もちろんその場合、お子さんの年齢によって生活状況も様々なので事前にヒアリングもします。
長期希望か単発案件か
クラウドワークスには記事作成やアンケートなど単発の仕事内容も多くあります。
BUYMAなどの物販の場合は、初回は単発契約であってもゆくゆくは自分の専属の外注スタッフさんとしてのポジションを想定して募集をかけることが多いです。
転職までの繋ぎで数週間だけ作業したいという人や、妊娠中で出産までの期間限定を希望して応募してきたりするので、そのあたりの意向の確認も事前にしておくと良いでしょう。
初心者でもOK
専門的な知識の必要な分野(IT系など)を除いては、初心者でも問題ありません。
バイマの作業をする上でも、逆に真っ白な状態でスタートできる初心者の方が一生懸命に取り組んでくれて良い場合もあります。
私の外注スタッフさんも初心者からスタートの方がほとんどですが、過去にクラウドワークスでたくさん実績のある人に作業を依頼したことがあります。
経験者は基本スキルがあって作業が早いというメリットもありますが、これまでの経験が邪魔をして他のクライアントと比較したり、金額への要求も多いなどやりづらかったりするデメリットもあるのでスキルや経験がある人を採用するのは、一長一短と言えます。
レスポンスの速さや内容をチェック
返信までに何日もあくような人はNG。
オンライン上での仕事のやりとりをするのだからこそ、今後もスムーズなやりとりをしていくためには、返信までに日にちがあく人は音信不通になったりコミュニケーションを取りずらいです。
秒で返信してもらう必要はないですが、常識の範囲内で24時間以内には返信があるといいですね。
作業可能な時間帯や作業量のすり合わせ
最初の確認で、1日に5時間できます!と言う人も実際は1日2時間くらいしか取れないことなんてよくあります。
例えば副業で帰宅後の夜の2時間くらいを想定している人は、実際は残業などイレギュラーで全然時間が取れなかったり、疲れていて1時間くらいしかできなかったり。
特に子供が小さかったり他に本業のお仕事のある人は、本人の想定より作業できる時間は、本人の応募時点の希望の半分くらいになるという認識でいた方が良いです。
依頼の形式にもよりますが、急ぎの案件や継続的に依頼をしたい場合は、作業可能な時間数も確認しておくことが大事です。
応募の際に気をつけること
募集金額の相場を知る
クラウドワークス上にも似たような案件はたくさん掲載されていますので、金額の相場に合わせて募集をかけると良いです。
例えば、BUYMAでの商品登録なら1品何円・検品や発送で1件何円。月に○万円の目安などだいたい相場は決まっています。
応募者の多い案件の書き方をモデリング
外注化も含め、ビジネスはモデリングが基本です。
たくさん応募者のいる案件の文章など参考にして募集をかけてみましょう。
→選考に残った人のみに後から詳細は説明すればOK
●堅苦しくない文章で掲載した方が反応が良い
→応募者数が多い方が選別できるので、間口は広く、親しみやすい文章が◎
アカウントを保護するためのルール作り
BUYMAの作業外注化という観点でいえば、自分のアカウントを守ることはとっても大切。
他のバイヤーと兼任して作業するような人は絶対NG!
事前にアカウントを守るために禁止事項などを伝えておくようにしましょう。
作業はステップアップして徐々に任せる
一部の作業からだんだん広い範囲で作業をお任せしていくと、自分の手から徐々に雑務の手が離れて格段に時間ができるようになります。
とはいえ、いくら能力の高い外注さんであっても、1人の外注さんだけに全部の作業を任せる事はリスクが大きいので、よく考えて検討してください。
アカウントを模倣されて独立されたりするリスクもあります。
または、その人が辞めてしまった時に、1人の人に大半の作業を任せていると、またその作業の穴埋めを自分でしなくてはいけなくなったり、新しい人を育てるための労力がかかります。
分散して複数人に任せるのが外注化の成功の秘訣です。
効率よく作業を回すためには、リーダーさん的なポジションの人を育てておく事です。
信頼できるリーダーさんに他スタッフさんの作業の取りまとめや、新しい外注スタッフさんへの教育すらも依頼してしまえば良いのです。
手放す勇気
外注化と聞くととても高い壁に感じてしまう人もいると思います。
自分である程度稼げるようになったら、次はライフスタイルを充実させるためにも自分の時間の大切さを考えて、人にお願いできる作業を手放していきましょう。
雑務を手放す事で、結果的に売り上げアップにも繋がります。
自分以外の人に任せることに抵抗のある人や、人を育てたり指導することが難しいと感じる人も、いざやってみると意外に自分で一から十まで作業しなくても大丈夫なんだと気付いて格段に時間もできます。
私も最初は画像加工や商品登録をお願いすることに抵抗ありましたが、むしろ今では自分では絶対にやりたくないです(笑)
皆さんも、外注化への一歩を勇気を出してスタートしてみてくださいね。