このブログに辿り着いたということは、頑張っているもののBUYMAで売れない、成果が出ないと悩んでいるのだと思います。
『きちんとリサーチして出品しているのに売れない!』
『売れている人の商品ページを真似しているのに自分のショップからは買ってもらえない!』
など、基本の作業をやっているのにも関わらず、思うように売り上げが伸びていない場合は、売れていない原因や理由を正しく分析できていない事がほとんどです。
そもそも売れているブランドですか?
自分の出品しているブランドはそもそも売れているブランドなのか?ここがズレていたら当然、売れるわけがありません。
ブランドのTOPページを開くと、【最近売れたアイテム】が最大10つ表示されます。
ここにアイテムの表示がないのであれば、そもそもそのブランドはBUYMAで売れてないという事になります。
売れていないブランドでいくら出品をしても売れる可能性は低いです。
BUYMAのトップページからブランドランキングをチェックしてお客様が求めているブランドをチェックしてみましょう。
ライバルが多すぎませんか?
では、『めっちゃ売れているブランドなのに売れない!』という場合は、どうでしょうか?
人気ブランドの人気カテゴリーばかり狙っていませんか?
王道ブランドの王道カテゴリーは、ライバルも多く、価格競争が激しいです。
どうしてもそのブランドの得意な海外バイヤーが強かったり、アウトレット価格で手持ち在庫で売っているバイヤーが上位を占めていたり。。というケースも多いです。
または、ASOSの人気上位の商品たちのように国内在住バイヤーの薄利合戦になっているようなブランドの商品も戦いにくいです。
メジャーブランドであっても、売れているニッチカテゴリーの商品に目をつければ、利益も確保できて売れる商品もたくさんあります。
ただし、基本は”売れているもの”が大前提です。
ニッチに偏り過ぎても売れないので、ブランドやカテゴリーの出品件数のバランスが大切ですね。
売れる時期と売れない時期ってあるの?
”ニッパチ”と言わている、2月と8月は一般的には衣料品があまり売れません。
年末年始と初夏に大きなセールがあるのでその後の2月と8月は売り上げが落ち込んだりしやすいのです。
BUYMAでも売れる時期と売れない時期はあるのか?
というと、BUYMAだからというより個々のアカウントによって差はあるかもしれないですね。
私自身は、2月でも8月でもあまり関係なく売れます。
むしろ一般的にバンバン売れるはずの、12月の年末商戦は私は苦手だったりします。
(クリスマスギフト用や年末年始の配送遅延の危うい商品は、積極的に扱いたくないため。苦笑)
そして、平日と休日でもアカウントの動きに差があります。
私は正直、休日や連休中は弱いので、3連休などは売り上げが少し下がったりします。
とはいえ、今年のGWはコロナの影響もあって皆さんステイホームだったためか、安定して売り上げがありました。
というように、個々のアカウントによっても得意なジャンルや売れる時期が違ったりします。
「ニッパチだから売れない」などと思って弱気になる必要は全くなくて、周りに左右されず、自分の客層に合った戦略で販売していく事の方が大切です。
検索ワードはお客様目線で
商品名や商品コメントに検索ワードを散りばめられていますか?
いくら画像が綺麗で、最安値を取れていたとしても、お客様が検索するであろうキーワードにヒットしていないと商品を探してもらえません。
自分がこの商品を探しているお客様だったら?という目線でキーワードを入れていく事が大事です。
私も出品作業は外注スタッフさんお任せしているので、商品コメントも基本的にはスタッフさん自身に考えて入力してもらってますが、どうしても外せない商品キーワードは私が出品依頼時にメモして指示をしたりします。
出しっ放しの商品ページはNG
出品するだけして、そのまま放置はNGです。
在庫メンテナンスはもちろん、価格メンテナンスはとても重要です。
安ければそれで良いというわけではないですが、同じ商品が並んで表示されていればお客様は安い方の商品ページから購入されるケースが多いです。
売れていて他のバイヤーが在庫切れならば、価格を上げてみるのも良いでしょう。
ただ売れるだけでなく、利益UPの戦略のためにも、価格の動向を見ることはとっても大事です。
ライバルバイヤーと価格を比較して自分の表示順位を上げるための価格メンテナンスが重要です。
価格メンテの時間帯も重要
毎日忙しくて、メンテナンスする時間帯まで合わせられない!と思うかもしれません。
でも自分がメンテナンスする時間帯のすぐあとにメンテナンスをして価格を塗り替えられてしまっては、せっかくの作業も意味がありません。
【お客様が購入する時間帯】や【ライバルバイヤーがメンテする時間帯】を把握して、作業時間の工夫をするのも、ライバルより一歩前に行ける秘訣です。
このあたりも最終的には外注スタッフさんに任せられる作業なので、該当する時間帯に作業できるスタッフさんを雇えればベストですね。
売れる価格帯とは?
先日のエニグモの決算発表で社長もおっしゃってましたが、BUYMAではラグジュアリーブランド(ハイブランド)が好調です。
コロナにも負けず売り上げを伸ばすには、富裕層(海外版BUYMAも含む)への高価格帯商品のアプローチは今後も伸びていく分野です。
とは言っても、高価格帯の商品は点数がたくさん売れるわけではありません。
アカウントを活性化するためには、ある程度コンスタントに注文があることも大切なので、ミドルブランドやハイブランドだけどお値打ち価格帯の商品を出品していくと良いです。
【売れる価格帯】と【利益の取れる価格帯】をバランスよく出品する事がアカウントの活性化につながって相乗効果で、高利益の商品も一緒に売れていくはずです♡
何事も、偏りなくバランスが大事です!
まとめ
基本のリサーチや出品ができているのであれば、本来であれば売れるはずです。
それでも売れていない場合は、上記のようなことに原因があるのかもしれません。
出品商品の分析や、ライバルバイヤーの動向なども見直してみましょう。