今年2020年の2月頃からのコロナウイルスの影響は長期化していますが、実際のところBUYMAでの売上げにはどのような影響があるのでしょうか？
思うように売れない。。
荷物が全然届かないんだけど。。
など、コロナウイルスの影響によるマイナスな要因はもちろんありました。
しかし、昨年以上に伸びているバイヤーも多く存在します！
”ある対策”をすれば、コロナ禍でもに関係なく売上げは伸ばせます♡
今回は、こんな時期だからこそ必ず対策すべき３つの秘訣を大公開！
BUYMAのバイヤーとして頑張っている人、これからBUYMAでバイヤーをはじめたい人は是非チェックしてくださいね。
コロナでBUYMAの売上げに変化は？
実際のところ、海外でのロックダウンのピーク時には一時的にバイマの売上げが下がってしまったバイヤーは多いです。
理由は、国際配送が止まってしまったことにより、多くの買付先ショップが海外へのショップを急遽ストップしたり、ショップ自体が閉鎖してしまったから。
しかし、そこから対策をして売上げが回復したバイヤーと、そこで諦めて辞めてしまったバイヤーで、売上げの推移は両極端に結果が分かれています。
オンラインショップの需要UP！バイマでは？
日本でも緊急事態宣言が出て外出自粛になり、オンラインでショッピングする人は急激に増えてネット販売の需要はかなり伸びました。
しかしBUYMAの場合は、ほとんどが海外からの商品を扱うため、楽天やAmazonなどのネットショップとはまた影響が違っていました。
扱う商品もファッションアイテムなので、収入が減ってしまった人にとっては今すぐに必要な生活必需品より後回しになり、買い控えの傾向にありました。
そして、４月の緊急事態宣言などの前後は、コロナウイルスへの恐怖感も高まり、海外から届く荷物への抵抗感や配送遅延の不安から購入を控えられるお客様もいらっしゃいました。
実際、その頃のお客様からお問い合わせでは「どれくらいの遅延が発生するのか？」「衣類へのウイルスの付着は？」と聞かれたりする事もありました。
現在では、この時のようなムードは一切なく、BUYMAでの販売状況は好転しています。
受注数も右肩上がりになっていますので、これまで外出も控えていた反動や、季節も秋冬へと変わり、気持ちも新たに新しいファッションアイテムを購入する意欲がどんどん上がっているように思います！
コロナ禍でも海外からの荷物は届くの？
今年2020年の３〜５月頃は海外でのロックダウンの影響により、国際配送の遅延が多発しました。
そして、ヨーロッパの多くの買付先でも海外への配送を停止にするなどの変化がありました。
そのため、自分の得意とするブランドやショップの配送事情も大きく変わり、当然ながら売上げにも大きな影響がありました。
その頃は私の所属するコンサルでも、海外バイヤー組は国際配送の遅延による【決済保留】が多発して、日本バイヤー組は【発送期限の延長非承認】による在庫を抱えるトラブルもよく聞かれました。
では、今（2020年10月現在）はどうでしょうか？
配送遅延はいまだにありますが、一時のような大半の荷物が遅延という状況は緩和され、ほとんどの商品は順調に到着しています。
しかし、買付けする国によってもかかる配送日数の差は大きいです。
「遅延もなくなってきたな」と思ってきても、時期によってまた遅れたり。。世界各国でコロナウイルスの第二波、第三波と言われているため、まだ不安定な状況ではありますね。
そして、配送方法の違いによって遅延する可能性は高くなっています。
各国の郵便会社（日本でいう郵便局、アメリカでいうUSPS、イギリスでいうRoyal Mail の配送サービスの場合、遅延する傾向にあります。
発送方法にもよりますが、２週間から１ヶ月前後で届くケースが多いです。
長いと２ヶ月以上かかるような場合も！
コロナウイルスの影響のない時でさえも、大幅に遅延する商品はあったので運もありますね。
これらの郵便局扱いでの配送方法で買付けをする場合は、事前にお客様へのアナウンスや発送期限の延長申請をしておく必要があります。
反対に、民間の配送業者（DHLやFedexなど）は遅延なく届いています。
ほとんどの場合、１週間以内に届きます。
だからこそ私の場合は、コロナ禍では特にDHLなどの民間の配送業者を利用する買付け先ショップを増やすように仕入先を開拓してきました。
これらによって遅延のストレスも減り、安心してお客様へ商品をお届けできています。
お客様の購買意欲は？
世の中にはコロナで収入が減った人も多いため、春夏シーズンは一部の富裕層をのぞいて、大半のお客様の購買意欲は低くなっていた印象です。
しかしお盆明け頃からは、GO TOトラベルの影響で国内で出かける人が増えたり、今年は海外旅行へ行けない分のお金をショッピングでの消費にまわす人も増えてきました。
そのため、コンサル仲間である１００名以上の現役バイヤーの売上げ結果を見ても、現在はコロナウイルスによる影響はなくなってきています。
コロナの影響を受けているバイヤーは何をするべき？
では、今もなおコロナの影響を受けて売上げが伸びていないバイヤーはどうしたらいいのでしょうか？
１、変化に対応する力
これが何より重要です！
ビジネスをする以上「現状維持は退化」だということを、この新型コロナウイルスの影響で私も思い知らされました。
BUYMAに限らず、「ずっと同じ方法でやっていればOK！」「永遠に安定して稼げる！」なんてことはないですね。
どんなトラブルがあっても、時代に合った方法に変えていく対応力が何より大事です。
２、新規ブランドの開拓・買付け先の開拓
売れ続けているバイヤーがやり続けているのは新規開拓です。
月に１００万円以上の利益を出して昨年以上に伸びているバイヤーは、『このコロナの影響で使えなくなった買付け先がかなりある。それらを切って、新しい買付先の開拓に注力したおかげで昨年以上の利益が出るようになった』と言っています。
私自身もコロナ以前と以降では、扱うブランドや買付先のショップが半分くらい変わりました。
その種まきによって、利益の取れる新しい商品がどんどん売れています。
しかもそれらの新しい買付先は、DHLやFedexを扱うところが多く、配送スピードも早いので、ストレスもなく一石二鳥♡
つまり、逆境をチャンスに生かして行動すれば、必ず成果が現れてきます！
３、お客様対応・延長申請
買付け先を増やしても、そのショップから日本への配送方法は一択のみで選べないこともありますよね。
輸送中の商品の国際配送の遅延はバイヤー側で、コントロールできるものではありません。
ではどのように対策したらいいのか？
これらはお客様対応の方法によって、配送遅延があっても売上げを維持することは可能です。
商品ページへの配送遅延についての記載をする
これは絶対に必要です。
商品ページに国際配送の遅延についての注意書きをすることはお客様のためであり、そして自分自身（バイヤー）を守ることにも繋がりますので必ず記載しましょう。
しかし、どれだけ商品ページや取引についての部分に記載をしても、よく読まずに購入されるお客様も多くいます。
問い合わせの時点で納期のアナウンスをする
BUYMAでは、お客様へ購入前に在庫確認の問い合わせをお願いしているバイヤーが多いです。
お客様から在庫確認の問い合わせがあった時には、在庫の有無の回答の他に、お届けまでにかかる日数や配送遅延の可能性についても事前にお知らせしましょう。
注文確定の時点で発送期限の延長申請をする
BUYMAの発送期限は、注文確定後18日目までです。
→発送期限とは？
発送期限までのお客様への発送通知が難しいと予想される場合は、商品を買付けする前にお客様へ事情を説明して延長申請をしましょう。
そして承認後に商品の買付けをすれば、お客様も事情を理解した上で商品の到着を待ってくださいますし、バイヤーとしても期限ギリギリになって延長申請への拒否されるというダメージを受ける在庫リスクを回避できます。
配送日数をよく見ずに購入されたり、プレゼント用など急ぎで欲しいお客様もいますので、注文時点でお客様へ確認を取ることはとても大切です。
あらかじめ遅延が予想される商品に関しては、商品の買付け前にお客様にご案内するテンプレを作成しておきましょう。
まとめ
コロナウイルスによる影響がないビジネスは少ないです。
しかし工夫次第で昨年以上の業績を出している企業も多くあります。
BUYMAでのバイヤー活動も同じです！
海外製品を扱うショップだからこそ、変化に対応して新しい買付け先を増やしながら、手を止めずに出品して種まきをすることが成功の秘訣。
世界は広いので、日本への配送をストップしているショップもあれば、逆にオンライン販売だからこそ国内需要だけじゃなくて海外への配送設備を整えてさらに伸ばしてしている海外ブランドもあります。
１つのショップがダメになっても、新しいところをさらに見つければ絶対に売上も伸びます。
BUYMAはファッションを扱うプラットフォームだからこそ、リサーチの鮮度が大切。
「コロナだから。。」と諦めるのではなく、コロナによってライバルバイヤーも減っている今だからこそ初心者バイヤーや低迷中のバイヤにとっても頑張りどきです！
