主婦やOLさんの初めての在宅ワークや副業で、まず試しにクラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングサイトでのお仕事を探す人は多いと思います。
クラウドソーシングのサイトには初心者OKの在宅ワークの案件も多いわりに、なかなか採用されなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
いくら応募しても全然採用されない。。
応募者も多くて希望の案件で雇ってもらえない。。
単価の安い簡単なアンケートしか決まらない。。
そんなかたに是非、読んで頂きたいです!
実際に募集する側の依頼人としてこの6年間、クラウドワークスを利用している私からすると、採用したい人とそうでない人には応募の段階で雲泥の差があります。
その違いを知るだけで、採用にかなり近くはずです。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトでお仕事を始めたいけど、契約に繋がっていない人は参考にしてみてくださいね。
クラウドワークスって?
数ある在宅ワーク向けのクラウドソーシングサイトの中でも、
最大手として有名なのがクラウドワークスです。
プログラミングなど専門知識が必要な案件から、簡単な入力作業やアンケートなど初心者でもOKな案件がたくさん掲載されています。
作業内容や期間、金額など自分の条件にあったものを選べるので、企業に勤めたり雇用されるよりも、個人で自由度が高く仕事をすることができます。
私自身、募集する側の依頼人としてずっとクラウドワークスを利用させていただいており、クラウドワークスを通じてこれまで何十人も外注スタッフさんを雇っています。
クラウドワークスでの報酬のシステム
クラウドワークスを介して報酬の受け渡しが行われるので、クライアント(依頼人)とワーカー(請負人)との間で直接のお金のやりとりが発生しないので安心です。
応募から報酬受け取りまでの流れ
下記のような流れが一般的です。
↓
クライアントが仮払い(クライドワークス側に支払い完了)
↓
契約
↓
作業開始
↓
作業完了したら納品ボタン
↓
クライアントが作業内容をチェックして検収
↓
応募者に報酬が確定
↓
評価してお仕事終了
万が一、契約期間中にトラブルになったり、相手と音信不通になってしまうような場合には、クラウドワークスが間に入って解決してくれます。
なんで採用されない?
たくさん応募してもクラウドワークスで採用されない人は何かしら原因があるはずです。
もちろん在宅のお仕事もご縁なので、全ての案件で採用されるのは難しいですがポイントをおさえて応募するだけでグッと契約できる確率は高まります。
私がとにかく一番、伝えたいのは「募集の文面をよく見ていますか?」ってことです!
初心者ワーカーさんの場合ですと、クラウドワークスのシステムがよく分かっていなかったり、たくさんの案件に手当たり次第に応募していて、ひとつひとつの案件の内容や文章をよく見ずに応募してしまっていることが、採用に繋がらない根本的な原因かもしれません。
応募条件に自分が該当するかチェック!
応募ページに、クライアント側が指定した【応募条件】が書かれていることが多いです。
そもそも自分がその応募条件に当てはまっているのか?が採用の第一ステップです。
例えば私の場合だと作業の性質上、”PCをお持ちの方”などいくつかの項目を採用条件として記載しています。
それにも関わらず応募の際に「スマホしかないですけど、いいですか?」と連絡してくる応募者がざらにいます。
もちろん残念ながら不採用ですよね(笑)
ビックリなことに、1人や2人ではなく毎回かなりの人数で応募条件に該当していない人からの応募があります。
質問をいただくことはウェルカムですが、まずは最低限、募集文章に応募条件が書かれているかチェックしてみましょう!
質問事項に回答しよう!
応募にあたっていくつかの質問事項が書かれている案件が多くあります。
例えば、募集文章の中に下記のような感じで記載されています。
(例)
応募希望の方はまず以下の質問について回答をお送り下さいませ。
●自己紹介
●ご年齢
●1週間にどれくらいの時間数の作業ができるか?
●Excelの使用経験の有無
など、質問内容は募集案件によって異なりますので、自分が応募するときに募集文章を最後までよく読んで確認してみてください。
この質問事項に答えずに応募する人もかなり多いです!
質問事項を無視して、独自の文章でコピペで貼っただけの応募文章で送ってこられると、「ちゃんと募集文章を読んでないな」「手当たり次第、適当に応募している人だな」という印象を持たれてしまう恐れがあります。
まずはクライアントがのぞむ質問事項に回答するのが、スムーズな採用への第一ステップです。
募集人数をチェック!
募集ページの採用予定の人数の表示をチェックしていますか?
契約人数の下の部分に小さく採用予定人数が記載されています。
単純な話、1人の採用枠に何十人もの応募者がいる案件よりも、10人採用予定の案件に応募した方が確率は高まりますよね。
作業内容によって相場の募集単価はある程度決まっていますので、気になる案件があったら、それに近い案件で募集人数の枠が多いものを優先的に応募してみるのも一つの手ですね!
どんな人が採用される?
募集する側から見た、NGな人と採用したい人の違い
コロナウィルスの影響もあり「在宅で稼ぎたい!」という需要はますます大きくなっています。
実際、コロナ禍に私もクライアント側で案件をいくつか募集を出していましたが、同じ内容の案件でも昨年の3倍以上の人数から応募がある状態です。
需要が高まっているからこそ、クライアント側からするとたくさんの応募者の中でより良い人材を確保しやすくなっているのは事実です。
逆にいうと、数多くの応募者の中で勝ち抜かないといけない応募者側からしたら採用へのハードルが上がっているとも言えますね。
普段の仕事やバイトの採用面接とは違って、在宅ワークの案件はメールだけで採用や契約の可否が決まります。
顔の見えないやりとりだからこそ、応募の際の文章を見直すだけでグッと印象UPになります!
応募文章には最低限のビジネスマナーが必要
一番最初の応募メールで「よろしくお願いします!」だけの一文で送ってくるのはありえないです。
ありえないと思っていても、実際はそんな人めっちゃ多いです(苦笑)
クライアント側から質問事項などが設定されていない場合でも、その一言だけを送って契約に繋がる可能性は低いですよね。
たくさんの応募者がいる中で、応募文章の印象が良くなければプロフィル欄まで見てもらう事すらないのです。
かしこまって堅苦しい文章で送る必要はないと思いますが、初めてコンタクトをとる相手に対して失礼のない文章で応募しましょう。
自己紹介
フルネームなどの個人情報は必要ないですが、性別や年代ぐらいは伝えるような内容の自己紹介を送った方が契約する側も安心です。
あとは、会社員の副業として在宅をしたいのか専業主婦なのかなど、現在のお勤め状況も記載しておくとよいと思います。
応募動機
簡単な内容でいいので応募動機も一言、伝えておくと印象UPです。
「文章を書くのが好きだから」とか、「小さい子供がいるので隙間時間でできる案件だと感じたから」や「コロナで収入減のため、お小遣い稼ぎがしたい」などの程度でOKです。
一般企業への面接のような感じで志望理由を堅苦しく考える必要は全くないですが、その応募理由で人柄や生活がイメージできたりするので少し記載しておくだけでも採用に繋がりやすいです。
作業できる曜日や時間に制限がある場合は記載しておく
募集の案件によってこの辺りの記載が必要か分かれますが、コツコツ作業する系の内容であれば、最初の応募文章の時点で目安となる作業可能な時間を伝えておいた方がベターです。
もちろん曜日や時間帯など自由に作業できるのが在宅ワークの良いところですが、例えばクライアント側は週5日で1日2時間くらいの作業量を求めているのに、応募者側が週2日の1日1時間しか作業できないとなると、契約後にお互いに支障が出てきてしまう原因になります。
プロフィール欄を書いておく
プロフィル欄に、自己紹介や職歴を記載していますか?
「わざわざプロフィール欄までは見られていないだろう。」と思うかたもいらっしゃるかもしれません。
まずは応募文章で篩い分けされ、次の段階ではプロフィル欄も一応チェックされていますので、応募の前にきちんと書いておきましょう。
プロフィール画像
個人的にはプロフィール欄の画像の有無は採用には関係ないと思います。
何百人もの応募者を見てきた私のあくまでも個人的な印象で書かせてもらうと、別にあえてプロフィル画像を設定する必要はないです。
ごくごく少数ですが、本人の顔写真のかたもいます。
お顔が分かるという点で安心感はありますが、画像の陰影によってはマイナスイメージになることも多いです。
マニアックなアニメ画像の人や、コスプレ風の画像の人もいましたが、お仕事を依頼する上では少し敬遠される可能性もあるかもしれないですね。
無難な印象の画像としては、女性の場合だと風景やお花の画像を使用されている人も多いです。
募集の3種類の形式をチェック!
クラウドワークスには、プロジェクト形式とコンペ形式とタスク形式という3つの募集形態があります。
形式の違いを理解して応募すると契約の流れがスムーズになります。
プロジェクト形式
契約前に応募者のスキルや経歴を確認でき、必要に応じて見積もりを依頼することもできます。
つまり、契約にあたって人選されます。
お互いに条件が合うかを確認した上で個々と契約を結ぶ形になるので、応募の際の文章などのやりとりがかなり重要になります。
コンペ形式
つまり、デザインやアイディアを提出して、採用されたら契約報酬に繋がります。
デザインなどの募集の場合、イメージやスキルは採用前に判断できない部分があるため、このような形式の募集案件もあります。
タスク形式
つまり、契約にあたって特に選考が必要のない案件ということ。
アンケート依頼など数をたくさん募集したいときに使われるので、一定の条件にあった内容を正しく納品すれば、報酬に繋がります。
まとめ
在宅でのお仕事なので企業勤めの採用面接に比べてハードルが低いとはいえ、最低限のビジネスマナーのメールは大切です。
在宅ワークの需要が高まっているいるからこそ、欲しい人材かどうか振り分けられてしまう現実。
募集内容をよく読み、質問事項があれば正しく回答する。
簡単な自己紹介や志望動機を伝えるだけで印象もUPします!
いくらメールのお顔の見えないやりとりといっても、応募のときの文章で人柄は出てしまうものです。
今回ご紹介したポイントをおさえて応募してみて、希望の案件での契約や採用が決まることを心から願っております♡